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’02年11月

「魔族の証明」

  Written by びっとまん
Edited by     Mにゃん

☆プロローグ

またしても雨の予報だった。

どんよりとした暑い雲が空を覆い、夜が明けたのかのか明けないのか判然としない薄闇の中だった。

こんな天気の日曜日を今年は幾度経験したのだろう。時には遠慮の無い非常なまでの雪さえ降り続いていたこともあったほどだ。

いつしか暑い夏も終わり、らしくない秋を見届け、はや季節は冬を迎えようとしている。

時に、西暦2002年11月17日早朝。

前日の晴天が遥か太古の記憶のように、上空に雲は立ち込めてはいるものの、その厚みは内陸へ向かうほどに薄くなっているようである。

その曇天の下を、またあいつ等が走りだそうとしている。

そして東京と言う大都会はまもなく、その凍てつく一夜の眠りから醒めようとしていた。

 

 

☆第壱章 「無限に広がる大宇宙??」

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寒さむぅ〜。。。(ブルブル(^_^;))

 「やはり南の方は雨雲の影響を受けるんですかねぇ。」

上空にたちこめた灰色の雲を眺めては、真剣な眼差しで食い入る様に地図を見入る[殿]ではあったが、それとは裏腹にここ東名高速海老名S.Aに集ったメンバーの殆どは、とにかく久方ぶりに走れることをただ喜んでいるようだった。

この春、思いも懸けずその産声と同時に「チームポッキーズ」の旗揚げをしてしまった[cow-boy会長]もその一人であるが、かの「1,000kmツー」の折に纏った鎧が如きツナギに身を包んだ出で立ちも、流石にこの寒さの中ではどこか頼りなささえ感じてしまう。

その一方で、今回「お初」な方がまたぞろと多かった。

先の定例ミーティングに初めて参加し、その勢いに圧倒されてしまった感のある[しの]さん。黙して語らないその姿に、2年前に初登場して、歯に噛む表情すら浮かべていた[あっち]さんの、今では想像すらつかぬ当時の姿を思い起こしてしまったのは、何も私だけでは無いはずである。

[コデラ]さんのご友人でもある[やまざき]さんや、誘った先輩[みこやん]が現れず、どう声をかけて良いものか戸惑いつづけている[たなか]さん、カルテットならぬカルテル=独禁法違反などと冗談も囁かれるほど勢力台数を伸ばしているDUCATIモンスターを駆る[さとう]さん、HPの管理人[Mにゃん]から「YELLOW CORNのジャケットを着た熊が目印」などと素人さんには判りようも無い・・・超的確な指示との声も・・・目標物を頼りに、心もとなしに声を掛けてこられた[みなづき]さんなどなどである。

そして何より、先日HPに幾多の謎を含んで初登場し、「日々激務に追われる清廉な女性」と周囲から自分勝手な想像を膨らまされ、挙句久しぶりに定例ツー参加となった[トモ吉]にネットナンパされたという逸話を作ってしまった[冬緒]さん(モチロン♂)の登場には否応無しに皆の視線が集まっていたのは言うまでもない。

 それはともかくも、たしか今回もまた「お見送り」と称して[ばたやん]が冷やかしに来ていたようだが、記憶に薄いので削除する。

 

企画の段階では「伊豆」を目指す予定のところ、沿岸部は太平洋上の低気圧の影響をモロに受け、下手をすると雨に遭遇するかもしれないとの判断から、急遽目的地の変更となった。

しかし、この先の「小田原P.A」で待つ「M・O・A」(旧姓TAKA)さんと[あっち]さんを放置すると、「自爆霊(じ・ばっくれ〜)」(注)となって末代まで纏わりつくと言う話もあればこそ、いくら[殿]の「評定」「沙汰」でもそれを振り祓えないとなれば、とりあえず小田原厚木道路を目指して走りだすことになる。

昨今、フリー走行と言っても以前のような「バキュ〜ン!」的な走りもすっかり成りを潜めてしまっているようで、とは言うものの先頭集団に戦列参加していないからそれも定かではないのだが、いずれにしてもかつてのような過激さは確実に無くなってしまっているようだ。

しかしそこは「フリー」と言うが如し、ノンビリ走ろうが、ピリピリ走ろうが個々の技量・気分にお任せなわけで、それは一向に構わないのだが、ちょっぴり寂しいと思うのは事実ではある。

もっとも、「萌蔵くん」あたりが参加すればこの限りではないのだろうが・・・。

それはさておき、天気がよければ間違いなく眼前に一大パノラマを展開する富士山も、果たして雲に覆われてそのご尊顔を拝することは叶わなかったが、その切れ間から時折垣間見える脚線美とも言えるその裾野を見るだけでも、やはり日本一の山だと実感させてくれる。

ほどなく小田原到着、バイク談義に華が咲く中、突然聞きなれたツインエンジンの音と共に鳴り物入りで現れたのは[HIRO]さんだった。  

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お久しぶりのHIROさん!

特に今年はファミリーの首領の不在が続き、賑やかさに輪をかけることが少なかっただけに、この突然の戦列参加は嬉しい限りである。

ファミリーの重鎮[TAMA]さんや何やら怪しげなパーツを「ででん!」と愛機にまとった[キク]さんの顔でさえ久しく感じてしまうほどである、ましてそれが「すずらん遠足」以来の再会だけに思わず笑みもこぼれると言うものである。

注)自爆霊・・・集合場所などで「放置プレイ」をしたりされたりした結果生まれる霊。

耳元で「湾岸幕張はどこですか?」と囁くのが特徴。

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さて、結果22人にまで膨れ上がった一行は、ここまで来たからにはと、果たして何度登り下りしたであろう箱根新道を、記録更新とばかりに駆け上ることになった。

その走りは「或いは今日唯一のワインディングかもしれない」と言う峠ジャンキー達の不安も手伝って低い路面温度にも関わらずそこそこのペースであったようである。

しかしながら、天気の関係から進路を「北」に変更せざるを得ない為、途中の「芦ノ湖大観」から湖畔方面へ下りて行かなければならなかったのだが。

そう言えば、箱根新道入口付近に「海老名S.Aでのお見送り」だけだったはずの[ばたやん]の姿が見えた気がしたけれど、先に削除したはずなのであれはきっと目の錯覚に違いない。そうだきっと錯覚だ。

それにしても、紅葉シーズンと言うことが大いに関係してか、芦ノ湖へ到る下り坂はクルマ・車・くるまが数珠繋ぎになっており、路面の悪さも相まってすり抜けすらもままならなかい有り様ではあったが、結果バイクに跨ったままではあるものの、周囲の山々を「萌え」否、燃え尽すような紅葉に魅入ることが図らずも出来てしまった。

そしてようやく湖畔へと進み、途中ミスコース騒ぎがありはしたものの[TAMA]さんの対応により大層にならず終息、無事箱根園に到着した。  

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ここは芦ノ湖〜♪

 時間的にはこの辺りで昼食となるのだが、これだけの大人数を収容し、美味しくて、更克、巨大な胃袋を満たすだけのボリュームのある食事処ともなると、そう簡単に「はいっ、こちらへ!」ってあるはずもない。

 「御殿場まで出ればまだ適当な場所があるだろうけど・・・“けど”・・・。。。」

 そうなのである。今まさに空腹状態の[あい♂]&[トモ吉]大食コンビに「適当な場所が無いのでもう暫く走り続ける」などと伝えたならばきっと「無理っ!」と言われて地団駄踏んで子ドモのように泣き叫び、挙句大暴れするであろうことが余りにもリアルに想像出来るために、探索に出かけた[殿]と私、どちらがこの判断を切り出すのか、暫し呆然自失していたことはここだけの話である。  

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探索に出かける殿様
(っておいっ!なぜ私のモン次郎に乗っている???(爆))

 もっとも、この捜索の僅かな時間にさえガマンならなくなった二人は売店にあった焼きイカを唖然とする店主などお構い無しに洗いざらい木っ端微塵に食い尽くし、取りあえずの糧を得ていたらしく、結果的にこの二人がダダッ子にならなかったことに我等二人は密かに安堵したのだった。

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早速売店に駆け込むあい♂&トモ吉コンビ(^_^;)

 そして、すすきで埋め尽くされ天界の如き壮観の仙石原を抜け、その名とは全くの裏腹な乙女峠を経て御殿場へ到着したのは正午から2時間も過ぎた刻だった。

 

 ガソリン補給の傍らで、存在するであろう魅惑の食事処の探索に出かけていった[かず♪]さんと[殿]からもたらされた連絡は、驚きと言うか、諦めと言うか、ネタへの敢闘精神に対する尊敬と言うか、なんとも複雑な思いを伴って耳に飛び込んできた。

 それは、「午前3時に出発して日本列島を縦断して、神奈川の文庫じゃぁない、日本海側の金沢にまでファミレスのハンバーグを食べに行って来ちゃったの(うぷっ・はーと)」伝説が未だ遠い過去の記憶ではないからだ。

 もっとも、昨年の様に“分裂飢餓戦線”を放浪して、挙句コンビニ弁当にむしゃぶりついた事を思えば遥かに、いや天国のような話ではあるし、それに何より無限に広がる大宇宙、いや巨大な胃袋を空にして今に噴火しそうな[あい♂]&[トモ吉]を前にしては、既に他を探す一刻の猶予すらも無かったと言うのが本当の所である。

 そうは言うものの、様々な思いを胸にその入口をくぐり、そのメニューを前にすると颯爽と料理をオーダーし、「フリードリンク」を良いことにドリンクバーを漁るがごとく物色し、そして次々に運ばれてくる料理を圧倒的速さと、手際のよさで次々に平らげていくあたりは、このコンビ顔負けと言ったところだった。  

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奥にいるダサと○ニ○ロフリースがお揃いと判明して      おいおい誰へのメールだぁ???(笑)
苦笑の魔王かずさん          

 そして当の本人達も負けじと料理を頬張っているであろうと思いきや、よりにもよって[トモ吉]のオーダーがアテント、いや漏れていたらしく、待てど暮らせど一向に料理を運んで来ない店員を鬼の形相で睨みつけ、ついには禁断症状のごとくブルブル震え初めていたほどらしい。

当面の沈静剤とばかりに、相方の[あい♂]は自分の糧を少し分けてあげるところなどは、ほのぼのとしたコンビ愛を感じさせていた・・・はずなのだが、気が付けばここでも熾烈極まる「箸戦」が繰り広げられていたことは案外に知られていない。

勿論、同じテーブルに同席した者は、その激しくも、あまりに儚い、小学生レベルな戦いを目にして、終始無言、開口していたのは想像に難くないだろう。

 ともかくも、巨大な胃袋は満たされたのであった。

 

 

☆第弐章 「もうひとつの胃袋」

 

何はともあれ無事昼食を終え、おそらくこの時期最後となるであろう「北」へ進路を取り、富士スピードウェイの付近を高度の上昇に伴って、下がり始めた気温に打ち震えながら走っていた。

 頂上に比べれば大した寒さではないのだろうが、オフシーズンを迎え人影どころか交通量すらまばらな様子は、科学的な温度の低さだけではなく、心理的な低さも相まって一層富士の裾野の空気を冷やしているようだった。

 そんな冷たい空気の中をまさに切り入るように走り続けると、いつしか峠ジャンキー達には願ってもないワインディングが目の前に現れていた。

 最近すっかり魔婆’Sとしての自信と自負に芽生えてきた[Mにゃん]も「魔族仕様」になったマフラーから「魔音」を轟かせながらその○○てる走りに更に磨きをかけていた矢先、その前を走っていた[たなか]さんが右コーナーをオーバーラン、転倒してしまったのである。

 幸いにも、側溝にはまり込むことはなかったのだが、ウィンカーカバーは割れ、カウルにも痛々しい傷が出来てしまい、そして何よりリアブレーキレバー先端を欠損していた。  

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これが噂の(違)六角レンチリアブレーキ(^_^;)

 そこに颯爽と現れた「くらげ工兵隊」所属の[TAMA]さんによる応急修理がこれまた絶妙で、かつて前隊長[ぱとらっしゅ]が自作したと言う「KTCレンチ製フロントレーキ(レバー)」にも匹敵する「六角レンチ製リアブレーキ(レバー)」を完成させしまったのは見事と言う他は無かった。

 その操作性はおろか、純正レバーにも匹敵する程度の耐久性があるのではと思えるほどで、「この出来栄えなら修理交換不要だな」などと冗談も囁かれるほどである。

この転倒劇を知った先行部隊が次々に引き返して来始めてはいたものの、取りあえずの無事を確認すると安堵の表情を浮べて再び走り出してっ行くのだった。

 

 そうしてようやく富士五湖の一つ山中湖へ到着。既に屋内ではストーブが使用されるほどの寒さに震えながらの休憩、そしてきっちり集合写真となった。  

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後ろに見えるはずの富士をバックにツアー客ばりの笑顔で撮影を終えると、これからのルートの検討に入る。

 紅葉シーズンで中央高速道は確実に渋滞しているであろうし、「下手な迂回は渋滞する高速道より時間がかかる」と言う奇特な、いや身をもってそのことを立証してくれた崇高な方々の犠牲も踏まえて、とにかく一旦南下することになった。

 しかし、そこには丹沢の山々がそびえ立ち、あたかも我等の進行を阻止しているかのごとくではあったのだが、「地理的に詳しい」との理由からここから“あの”[あっち]さんに先導役をお願いすることになったのだが、本当の意味は別なところにあったようである。

 ともかくも、日が完全に没しきる前にどこかいずこかの市街地へ入っておきたいと言う各々の理由からそそくさとその場を離れていく。

 しかし、いくら先導が“あの”[あっち]さんであると言っても日の沈む速度より早く走ることなど出来ようはずもなく、いつしか辺りは闇の到来を告げていた。

 「魔族な方々」ならいざ知らず、このまま走り続けるにはリスクもあるし、そろそろ「あちら」も催し始めて来ていたこともあって、街道にポツンと立つコンビニエンスでの休憩となった。

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 そこに遠くから雷鳴かと思うほどの爆音、いやこの場合は騒音と言うべきであろうけたたましいエンジン音が聞こえてきたかと思うこと、しばらくして・・・

 「ぶぉん・ぶぉん・ぼぼぼん・ぶぼぼぼん」

 醜さ以外の何物でもない騒音を撒き散らしながら、何かに酔いしれているかのごとく傍若無人に走り回る「ボーやん」達であった。

 しかし中にはごく一般のツーリングクラブでも見受けられる「バックレ」、つまり行き過ぎ暴走をする輩も居て、途中で引き返しながら奏でるその小刻みな爆音は、やっている当人はいざ知らず、お間抜け以外の何物でもない。

 そんな「ボーやん」達が走り去った後に再び訪れた静寂の中、

「きみぃ、いい体してるねぇ・・・魔族に入らないかい?」

と、街頭勧誘しなければならない[かず♪]さんは、単身一足先に帰途につくこととなった。

 そこから「直線、単純距離では中央高速道が近いですよ」と言う[あっち]さんの言葉を信じ、一路再北上していったのである。

「確かあの地は悪路続きじゃなかったっけ?」

そう忠告する[TAMA]さんを自慢の尻尾ではたく傍ら、

「これで魔王さまも終わり・・・これからは悪魔っちの時代だぁ〜」

と一人ほくそえむ[あっち]さんだったのだが、数時間後、何事もなく帰宅してしまったという魔王[かず♪]さんの生存報告を聞いて、呆然自失したのは言うまでもない。

これが「3秒天下」などと後日囁かれる喜劇の全幕である。

 

 さて、残された、いや残りの一向は時間的余裕から

「渋滞覚悟!それでも中央道経由の方が早いんだもん組」と

「すり抜け御免!魔族とともに一路東名厚木組」

の2派に別れるはずであった。

 しかし、圧倒的に後者の方が人数が多いと言うこと、魔族な方々の甘い誘いに引き寄せられて、その全員が東名厚木I.Cを目指すことになったのである。

 出口どころか路面さえ見えない正真正銘のブラインドコーナーを果たして幾つクリアーしたことだろう。

途中小さな村落からもれる明かりも、ネオン輝く都会の明るさに比べればはるかに頼りないものであるが、この時だけはこれ以上頼もしく感じたモノも少なくないはずだ。

 それでも、とにかくなんとか、ようやく、いや、気が付いたら厚木市へ到着。最後のガソリン補給を済ませ更にI.Cへと「歩」、いや「輪」を進めた。  

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 そうして、I.C手前で現地組の[TAKA]さんと[あっち]さんにお別れ告げ、最後のステージ海老名S.Aに到着したのは、集合時間の12時間後、20時を僅かに前にした時間だった。

 ここに、一つの物語が終ろうとしていた。

 

 

☆エピローグ

 S.A内の街燈に照らされて、幾多のバイクが輝いている。

 きっと今日1日の走行でうっすらとホコリを被っているはずであろうが、それが逆にモノトーン的な光となって目に飛び込んでくる。

 その傍らには幾分疲労を僅かににじませては居るものの、笑いにほころぶいつもの顔が並んでいた。

 もちろん、片手には缶コーヒー。勝利の美酒ならぬ、今日1日を無事走りきったという証と、そしてまた共に走ろうと言う約束の杯。

 そして・・・ぶっしゅ〜〜〜〜!!!

[HIRO]さんの愛機のタイヤから上がる飛沫さえも、どこか祝砲のようだった(って単なるパンクだけどね。)。

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『ぷっしゅ〜!!!!!!(爆)』

上空は朝の天気が嘘のように切れ切れになった雲の隙間から見え隠れする無数の星星であふれ返っている。きっと明日は良い天気になるのだろう。

 

 

☆おまけ

すったもんだの末、御殿場での昼食を決意した我等であったのだが、給油中の出来事である。

 

「果てしなき夢を追い求め・・・4桁日帰りツーリング」といえば聞こえはいいが、結果が「遥か金沢くんだりにまで出かけて、挙句“びっ○りド○キー”でランチツー」と言うなんともトンでもないツーリングを企てた首謀者[cow-boy]会長がそこに居た。

その彼の眼前に居並ぶ幾多のファミレスを目にして、他のメンバーは流石に「ハンバーグはアナタだけにして」と鼻白んだが、その時いきなり愛機のリアタイヤをスタンド越しに持ち上げたかと思うと、右手でくるりくるりとそれを1回転させながら

「我が祈りぃ〜、叶えたまえぇ〜!!我が思いぃ〜、届けたまえぇ〜!!」

と、「誘いの呪文」を奏で始めたのである。

その結果がどうなったのかは、もはや皆の知るところであるが、それにしても幾多の和レストランではなく、彼の思惑通り「“ハンバーグ”で有名なコ○スに向かえ!」と言う連絡が来たことは、ある意味かれの魔力を如実に現しているだろう。

その時もちろん、彼は[殿]以上のニヒルは笑みを浮かべていたことは言うまでもない。

 

 そんな彼のブルゾンに象られたもの。。。  

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その左胸に光るマークは????(汗)

 「DEVIL」(発音:でぇ〜びぃ〜るっ)

 これこそが物言わぬ「魔族教の教祖さま」の証であった。

 ちなみに、魔王も悪魔っちも、魔婆’Sもみな「魔族教」入信者たちである。。。

 

 

☆隊長[殿]による参加者の皆様へのコメント  

お名前 バイク コメント
あい♂ D-tracker 箱新の追い越しでいつのまにか後ろについててびっくり。(笑)
キクちゃん Hornet

さらに新パーツが追加されてましたな・・。  
TAMAさん VFR800

パン屑の救世主としてこれからも宜しくお願いします。(笑)  
さとうさん DUCATI MONSTER S4

今度は是非M750の彼女もご一緒に!  
みなづきさん XJR1300 堂々とした走りっぷり・・。まーぼーずの素質十分にあり、とみました。(笑)  
Mにゃん DUCATI M900S

フルエキに変わったモン次郎、乗りやすくなって最高〜。  
あっちさん DUCATI MONSTER S4

あっちさんのホームコース、夜の宮ヶ瀬を堪能させていただきました。(笑)  
さかきさん CB823F

お久しぶりでした!いろいろカスタムされているらしきバイクでしたね!  
しのさん BMW F650GS

終始ジェントルな走りが印象的でした。それとも今回は軽く腕試しですか?(笑)  
かず♪さん BMW R1150GS 20号を目指したのが正解だったようですが、また魔の道でも開発されました?(笑)  
TAKAさん ZRX1200R いつもフットワーク軽くいろいろ動いていただいきましてありがとうございます!
みこやん GSF1200 前日に引き続きお疲れ様でした〜。びっとまん共々後衛視ありがとうございます。  
たなかさん   SV400 今回はちょっと痛いツーリングでしたが、これに懲りずまた一緒にはしりましょう!  
冬緒さん CB400SF BBSの書き込み同様、走りもしれっとスムーズですね。(笑)
こでらさん CBR929RR 久しぶりでした。途中、よく似たバイクが歩道に止まっていると思ったら・・。(笑)
やまざきさん Hornet お初でしたがいかがでしたでしょうか。こんな感じでやってますので、またご一緒に!  
Cow-boy会長 GSX-R750 最近のツナギ姿は未来へ向けて着々と準備しているということですね・・?(笑)  
トモ吉 CB400SFv2 今回はそこそこの峠しかなかったのでリラックスして楽しめたようでなによりです。
ダサMac  CBR600F4i 最近ガソマを見てなくてつまらんという意見が日増しに高まっていますが?(笑)  
HIROさん VTR1000F お久しぶりでした。そして最後にネタ提供ありがとうございました!(笑)  
びっとまん CB1300SF いつもながらの後衛ありがとうございます。つか、今回はタイヤが終ってただけ?(笑)