’01年9月15日〜16日
くらげ年に一度のお泊りツー♪
Written byびっとまん
〜くらげの綺想曲(ラプソディ)〜
秋雨前線の影響を受けて、朝から曇天。。。
降水確率こそ低めながら湿度の高さに辟易してしまう。
集合場所の常磐自動車道守谷S.Aにはいつもより重装備のくらげの面々。
そう今日は年に一度のお泊りツーなのです。
走行距離もさることながらこれだけの長い時間を供にするんですから、今回も笑いと涙で盛沢山となること間違いないでしょう。(笑)
☆降伏?の青い鳥
集合時間ギリギリに到着すると、既に殿以下既に多くの面々が参集していました。
そこに参加者一覧名簿には名前の無かったダサMacさんがひとりいつもの軽装で当たり前のように顔を並べています。
参加予定だったみこやんの代役?として、急遽POCHI@姫が白羽の矢で射抜いたのでした。
しかしこれが悲劇の始まりになろうとはこの時は予想だにしていなかったのです(謎)。
それにしても・・・ジーンズのオーバーオールにTシャツ1枚とは。。。
(お泊りツー&日光をナメてる??)
そこに今回お初のヒロミさんが登場!
決して大柄とはいえない体でブラックバードを駆るその姿に一同釘付けです。
しかも青い機体に白いラインと言う見事なデザイン。
同じ機体を愛機に持つあっちさん、よだれをたらしながら終始見とれていました。
いつもはあっち機とコントラストを描く我が愛機ですが、それが影すら無くしていたのは上空の雲の為?
・・・にしておいて!
のっけから先制パンチを喰らって消沈気味の私を他所に、いつもの様に殿から挨拶です。
「ムフッ・・え〜・・・(フッ!)
・・・気をつけて行きましょう。」
☆VSヒロミ号
今回の参加メンバーの内、ダサMacさんを除き全員が大型バイクと言う構成は、年々大型化が進む最近のくらげを象徴しているようです。
先を行くカッ飛びJAY少年や世界最速マシンを駆るばたやんはいつもの様に高速道路を右に左にハイウェーダンス。
そんな世界は無縁とばかりにひたすらマイペースのMにゃん、そーまさん。
久しく護衛隊は組織する必要もなく、私は適度にのんびり適度にゆらゆら。
最初の休憩ポイント友部S.Aまで全員個々のペースで走り続けたのでした。
ここでもあっちさんはヒロミさんのブラバが気になるらしくじ〜っと彼女の愛機を見つめたまま。バイク談義に華が咲く中、ダサMacさん、履いてきたシューズのそこが抜けてしまったらしく、殿にパンク修理材を借りて応急処置です。そんなんでくっつくのかね〜〜。。(苦笑)
出発間際、POCHIさん、Mにゃん&殿に
「ヒロミさんに対抗してびっとまんは黒い斑の乳牛カラーね。牛の着ぐるみなら尚OK!」
と、対抗策を講じてくれましたが、、、そんなバイクが高速をカッ飛んでたら怖いやろ!!
(でも結構オイシイかも・・・検討しま〜す・・・ってするかちゅうねん)
↑ぜひやってね〜♪(ByMにゃん(^_^;))
☆フラッグシップ対決
友部S.Aを出るや、再び戦闘モードに入ります。
それまでのんびり走行宣言をした私でさえ、珍しく空いてる常磐道本線を目にしたとたん、思わず右手が・・・。
先を行くあい♂さんをかわし、結構いいペースで走るヒロミさんを抜き…
とそこへ後方から通称「はやぶー」(本姓「隼」)のフロントノーズが...
速度は既に未知の世界…
それを事も無く追い抜いていくとは...
SUZUKIさん、とんでもないマシンを作ったもんだ。(驚)
ヒロミ号のインパクトに負け、隼に抜かれ・・・この日はいいとこ全くなしの私でした。
那珂インターにて。
足の裏を気にするダサMAC
☆納豆は要らん!
那珂I.Cを降り国道118号を久慈川沿いに北上します。
うっすらと青空も垣間見えて、奥久慈の山々は壮観でしたが、巨大な「○○納豆」と書かれた看板に美観も気分も損ねまくり。
(↑なのはびっとまんだけ。(^_^;)ByMにゃん)
昼食前に停車したコンビニ前で、当たり前のように納豆談義に華が咲きます。
あの物体の食べ方にも色々好みがあるらしく、鰹節や玉子、その他諸々をこねくり回して食べるのが美味いんだとか。。。
「翌朝、朝食に納豆出てきたらどうしよう…(悩&恐)」
それにしてもあの物体がなんで「食品」なんでしょう。。。
そう思いません?会ちょ!(求む、同意!(爆))
☆袋田の瀑布
くらげのツーにしては珍しく、滝めぐりなんかして観光気分を味わうことになったメンバー達。
途中にあったおみやげ屋さんがなんともいえない雰囲気を醸し出していて、修学旅行の気分です。
滝へと続くトンネルの通行料を(踏み倒した人が居るとか居ないとか…○っちさん?)支払い、運動不足の体に鞭打ってトンネルを登りきった面々の前に姿を現したのは、それは見事な瀑布でした。
トンネルを抜けると。。。
そこは滝!
先日の台風の影響もあって水量も豊富でその景観はなんとも圧巻!
大自然の素晴しさに魅入られて一同暫し無言。
たまにはこういう観光めいたのもいいもんですねぇ。
袋田の滝の前で『はいっ!チーズ!(笑)』
しかし後に自ら滝のぼりをすることになろうとは。。。(謎)
昼食にありつくまでの、土産物屋の軒先で展開された爆笑コントは、写真でお楽しみください。byMにゃん
そんなに嬉しいの?納豆せんべい・・・(笑)
何でかしっくりはまっている。。。(謎)
びっとまんの孫の手&耳掻き(爆)
☆関西弁局中御法度
瀑布に魅入られた一行はめずらしく定刻どおりの昼食にありつきます。
この日は最初から“イケてない”私に課されたお題「関西弁1回使うことに100円の罰金!」。
「めちゃめちゃ上手くなったん“や”(ペナルティ!@)…だぜ、東京弁」
「この言葉のどこがおかしい言う“ね(ん)”(ペナルティA)…って〜んだよぅ!」
「そんなぁ。。。勘弁してぇ“なぁ”(ペナルティB)…さ〜!!」
とにかく何を喋っても口についてしまうこの言葉。(-_-;)
イントネーションからして直らないんだから。
そりゃ無理な話じゃんって感じぃ!(←てやんでぇぃっ!って言って欲しいなぁ。byMにゃん)
☆八溝山の悲劇
食事を済ませ、いよいよ本日の最初の難関、八溝山を目指します。
このころから既ポツリポツリと空が泣き始めていました。
県道28号へ入るとついに雨足は強くなり、ついに一同カッパ隊へ。
(ダサMacさんのみ雨具を不所持・・・やっぱりお泊りツーをなめてる?!)
↑ウィンドブレーカーは雨具じゃないって知らなかったとか?!(爆)byMにゃん
雨の八講山の鳥居を前に、流石に殿も侵入を躊躇いますが、カッパを着てると言う余裕?から登頂へ挑戦します。
しかし雨足は更に強さを増し、上方からは道伝いに滝のごとく雨水が流れてくる有り様。
路面には小石や枝葉が散乱し、視界も最悪。
そんな中、右のタイトな登りコーナーで殿の前方を行く4輪がいきなり減速、あわててしまったのかなんとエンスト!
それをかわそうとしたMにゃんが「ぽて!」と立ちゴケしてしまったのです。
幸いにも人車共にダメージは少なく(ブレーキレバー先端の欠損、ハンドルバーの歪み)、自力航行も可能な為、更に上を目指します。
頂上に到着したはいいものの、ダサMac号も不調の様子。
どうもこの多量の雨でお決まりのプラグが被りエンジンがストールしてしまったらしいのです。
今回、予備のプラグを多めに持ってきたダサMac号の復調を待ち、また雨足が弱まったのを見計らって出発、山を下ります。
しかし下りのルートも轍や巨大な水溜りが我等を待ち受け…と、SHINが堪らずオーバーラン!!(@_@)
運良くエスケープゾーンがあったから大事には至らなくて、ほっ。
そんなこんなでも、なんとか無事八講山を下った一行でしたが、ここでの走行が後にとんでもない事態を引き起こすのでした。(乞う期待!?(違))
☆教官の狼狽
八溝山の通過に手間取ってしまった為、時間的制約からルートを変更。
一気に日光を目指すことになりました。
途中、当初より日帰り予定だったそーまさんに別れを告げて、大田原市から今市市へ入った頃に辺りはすっかり暗闇の中でした。
日光市へ突入し、お天道様の下なら見事であろう(ぜ〜んぜん、見えませせんでした。(涙)byMにゃん)杉並木を通過、しかしそこには最後尾にいたはずの教官@マツバラさんの姿がありません。
心配になって愛機を反転させ教官の姿が見えなくなったあたりにまで戻ってはみたものの、その姿も痕跡すら見つけることが出来ず、止む無く反転、一行に合流・待機することにしました。
(杉並木の反対車線は豪雨で冠水し、信号待ちで足をつくことさえ出来ないほど!)
待つこと暫し、姿を現した彼に話を聞けば、途中で仕入れた今宵のお供・日本酒の一升瓶が走行中に荷崩れを起し、「落としてしまったら皆に何を言われるやら!」と慌てて積直しをしてたのだとか。
お気遣いありがとうございます。(笑)そのとおりです。(爆)
一方、教官を待つ間、靴底がパンク修理材ではやはりくっつかなかったダサMacさん、雨中走行で居た堪れなくなってたまたま目の前にあった靴屋に飛び込みます。
しかし、ツーリングに来て履いてる靴を買い替えたのはこの人だけだろうなぁ。。。
☆闇夜のいろは
既に19時を回り、先を急ぐ我々はいつの間にやら物凄いワインディングロードを走行していました。
霧雨でシールドは曇るし、路面には小石が散乱。中には握り拳大の物まで散乱!!
ふと見ればコーナーごとにヘッドライトに照らされて浮き上がってくる「い」「ろ」「は」の文字!
そう、これぞまさしくかの有名な『いろは坂』(ちなみに殿がナルに熱唱したのは『桜坂』(爆))。
紅葉シーズンともなれば車が数珠繋ぎになってしまうこの坂も、流石にこんな時間・状況だから車1台通りゃしない。
『い』・・・いつの間にやら当たり前
『ろ』・・・ろくでもない夜道の走行は
『は』・・・はっきり言って涙もの←うまいっ!(笑)byMにゃん
唯一のオフ車を駆るPOCHIさんはこんな『いろは坂』を結構楽しんで走っていたらしい。。。
☆あい♂の苦悩
『いろは坂』を登り切ったところで先の八溝山での滝雨の影響か、あい♂さんのマシンがついに悲鳴をあげてしまいました。
ギヤ系統のトラブルでギアチェンジが全く出来なくなってしまったのです。
クラッチワイヤー、オイルの残量を確認するも問題無い。
その他出来る限りの手段を講じますが、マトモな機材を持っていないため、完璧な整備が出来るはずもなく。。。
ばたやんと私を残し、HOTELへ心配をかけては・・・と、一行は先を急ぐことにし、残った我々は暫くエンジンを切って様子を見ることにしたのです。
既に雨も上がり、夕食を終えた付近の宿泊客が怪訝そうに見つめるなか、なんとか走行に耐えられそうな状態にまで復調、至福の一服の後、HOTELに向かうことにしました。
途中、黄色いカッパに身を包んだPOCHIさんが迎えに来てくれて、姫の先導で無事HOTELへ到着。
着替えもそこそこに夕食となったのでした。
☆暴年会の再現
今回のHOTELの手配はPOCHI@姫。
料理も部屋も、風呂も、、、どれも申し分の無いものでした。
心より感謝いたします。(From ALL)
さて、夕食を終え、露天風呂でここまでの汗と泥と労を全て荒い流した後、別室にて遅めの2次会となったのです。
(この様子(画像)はJAY少年の『モー娘音頭♪』をBGMにお楽しみください・謎爆)
ここからは心してご覧ください。(爆)
(怖・・・・・・)
☆くらげどっきり○秘報告?「寝起きシリーズ」
翌朝、まだ皆が寝静まっているころ、前夜に謎の交信をした私は、その真偽を確かめに単身ロビーへ向かいます。
そこにはあの「ぱとらっしゅ」が頭に白いタオルを巻き、皮のスーツに身を包んでタバコを吹かしていたのです。
我等がドンチャン騒ぎをしている頃に名古屋を出発、途中幾多のバトルを繰返し、この地へ乗り込んで来たのでした。
さっそく彼(ペット持込OKだったかは不明)を部屋へ案内、そこには布団の中から不思議な笑みを浮かべたまま、じ〜っと我等を見つめる殿の姿がありました。
隣りには寝ぼけ眼のばたやん「おおおお!!!」と一声発した後、再び就寝。
すると異変に気づいたのか隣りの部屋で寝ていたあっちさんが目を擦りながら登場、自然と笑みをこぼします。
次いで隣りの部屋に突入。
意外な訪問者にJAYは飛び起き、ダサMacさんも目が覚めた様子。
すると奥で寝ていたあい♂さんがおもむろに起き上がりますが、上半身は裸(いや〜ん!)、髪の毛は見事に爆発。
しかし、ぱとくんに全く気づかず暫し呆然とする様に一同爆笑。
また、ばたやんの悪魔的なモーニングコール(謎)で叩き起こされ、この部屋に呼ばれたPOCHIさんは、悪夢覚めやらないのかぱとくんの姿を見ても無反応。
最後に前夜一番乱れた?教官もようやくお目覚め。
それにしても。。。
本当に来てしまうとは・・・
若いっていいねぇ。ぱと!
☆晴天の霹靂
上空には前日とは打って変わっての青空が広がり、幸先の良い2日目のスタートとなります。
朝食の後、HOTELのご好意で汚れまくった愛機の泥を荒い流し、いざ出発です。
(しかし、あい♂機のギアトラブルは解消されず、無念の戦線離脱となってしまうのでした。)
戦場ヶ原に到着、ブラバ3兄弟(あっち、びっと、ヒロミ)の記念撮影に、ぱと@ZX−11、ばた@はやぶ〜の横槍が入り超黒鳥の串刺し完成!
「好きなバイクに乗って〜♪」の一言に。。。(^_^;)
こっちが本物!(笑)
POCHIさん曰く、「ヒロミさんがブラバに乗ってるのを見て初めてブラバって大きいんだぁ」って実感したのだとか。
某S女史の「ボリショイ発言」を借りれば私の愛機は250ccに見えるんだと。。。
皆の愛機をズラリと並べた“普通のツーリングクラブ”らしい記念撮影は周囲の注目となります。
その後、メンバーだけでの集合写真を例の秘密兵器(ツーレポ8月号参照)で撮るべく殿はMにゃんのドカを拝借、架台代わりにしようとしたのはよかったけれど、あやうく倒しかけた時には流石にMにゃん青ざめてました。
(下敷きになりかけた殿の方こそ一番焦ったとの情報も確認されています)
☆ダサMacの惨劇
戦場ヶ原を後にした一行でしたが、中禅寺湖半で帰路の資金調達の為銀行を探すぱとくん以下数名とはぐれてしまいました。
彼らを探しに反転したものの、『いろは坂』の登りルート(一方通行)へ誤って侵入してしまったことに気づき、慌ててぱとくんへ連絡。お互いの所在地を確認の後、合流地点へ再反転することになったのです。
その直後、ダサMacさんのエンジンがストール、辛うじて路肩へ避難したまではよかったものの・・・プラグが完全にご愁傷様状態で、交換するプラグも前日の八溝山で使い切ったらしく既に無い。
様々な処置を施すもエンジンはかからず、半ば処置なしの状態に暫し呆然とするしか無かったのでした。そんな姿を見学に着たのか、新たな珍客が...
背中に子供を乗せた猿達多数。そういや今日は犬が合流してたんだっけ...
ここに居たら大喧嘩になってんのかな?
などと沈鬱な表情を浮かべるダサMacさんを他所に不埒な想像をしてた私って悪魔?それとも天使?(←いや、牛。(爆)byMにゃん)
どうにかかかったエンジンに安堵し、ようやく皆に合流できたのは、既に12時間際だったのでした。
☆いろは事件
サンデードライバーで混み始めて来た中禅寺湖を後にして、適度にあるパッシングポイントで四輪をかわしながら『いろは坂』を下っていく一行。
決して無茶な追い越しはしてない「はず」なのに、単に抜かれることに腹を立てたのか、助手席の彼女の前で気取って見せたのか、1台の4駆車があろうことにもJAY少年の目の前でいきなりのブレーキ!
一歩間違えば大事故にも繋がりかねないこの行為にJAY少年と珍しくあっちさんもひどく憤慨。
故意に我等の進路を妨害するその走行は危険走行以外の何物でもなく(私もこの車の進路妨害に逢い、脳みそが沸騰寸前でした)、坂を下り切ったところでJAY少年はこの4駆車を待ち受け暫し追走!御灸を据えてあげましたとさ。
それにしても、、、追い抜きは慎重に、無理なくしましょうってことの警鐘なんでしょうね、きっと。
☆戦線離脱
結局マシンの復活ならなかったあい♂さんに別れを告げ、一行は国道122号を南下します。
しかし相変わらず?ダサMacさんの愛機は何度となくストール、ついには完全に沈黙してしまいました。
この先、まだ長いことを考えここでダサMacさんもリタイヤを決意します。
わたらせの渓谷まで淡々とした走行が続く途中、またしても小雨がぱらつき一同に不安がよぎりますが、カッパを羽織るまでもなく、更に走りつづけた後、国道沿いの小さなそば屋で遅めの昼食となったのでした。
流石に前夜の疲れが残っているのかメンバーは言葉少なめ。
食事を終え、外に出てみると小雨もあがり、隣りの小料理屋から響き渡る摩訶不思議なカラオケの音をBGMに出発となったのです。
☆SHINの○劇
赤城の山裾沿いに関越道を目指す途中、先頭部隊に置いていかれ、後続隊の先頭になったSHIN。
赤信号に引っかかり律儀にもすり抜けしないで車の後ろについたところ、直ぐ後方のあっちさんは非情にも彼を置き去りにしてこの車(1台)の左をすり抜けします。
すると後ろにいた全員、後に続けとSHINの傍らを右に左にさっくり通過!(ああ無情)。
(流石に番犬シンドロームの塊であるぱとくんは彼に伴走したようですが...)
道の駅「グリーンフラワー牧場」にて休憩中、あのダサMacさんから「新しいプラグを入手、その後も好調なので合流したい」との連絡が入り、後に関越道高坂S.Aで合流することなります。
ここからばたやん@実は群馬県出身を先導に前橋市を迂回、渋川伊香保I.C手前で給油のため停止、このころから再び雲行きが怪しくなってきたのでした。
☆離別、そして・・・
渋川伊香保I.Cに到着するとそこにはこでらさんの姿がありました。
ぱとくんが来ていることを掲示板の書き込みで知った彼は遠路わざわざここまで来たとのこと。
いよいよ、ぱとくんとはお別れですが、空はぱとくんとの別れに時間を与えようとしなかったのか、無情にも大粒の雨が降り出して来たのです。
この雨を予見したかの様にPOCHIさんはぱとくんへの挨拶もそこそこに本線へ入線。
Mにゃん、ヒロミさんも続いて行きます。
残ったメンバーは雨具を着ながら再会を硬く約束。
「ありがとう。そしてまたどこかで。。。」
(そして、1ヶ月も経たないうちに再会したくらげが数匹(^_^;))
☆関越の爆雨
ぱとくんに別れを告げて本線へ入るや、まさに滝のような爆雨が降ってきました。
視界は大きく低下し、路面は瞬時に水浸し。
そんな状況下でもJAY少年はぱとくんと僅かながらのバトルを展開。
彼なりの別れの挨拶なのでしょう。
この爆雨も長くは続かず、暫くすると雲も切れ路面も完全にドライに代わります。
しかし前を行く一同は着ているカッパを脱ごうともせず、渋滞している関越道をひたすら東京方面へ走りつづけたのでした。
流石に連休最後の日とあってその渋滞も半端なものではなく、前橋I.C付近から延々と連なる車の列に辟易。
すり抜けが得意なばたやんはそんなことを一向に気にする節もなく、どんどん先へ進んで行きます。流石に彼のペースにはついていけない私とあっちさん、いつものペースですり抜けしていると黄色いシボレーがふと目に飛び込んで来ました。
別段示し合わせた訳でもなく、二人揃ってふと車内に目をやると・・・
細い腕でハンドルを握る女性ドライバー。
これが爆裂級バデェ〜♪♪
二人して暫しヘルメットの中はニヤケ顔であったことは疑いありません。
☆フィナーレ
「エー、ここまで皆さんお疲れさまでした。
エー、昨日、八溝山でちょっとしたアクシデントこそありましたが、とりあえず無事でなによりです。
また来月お会いしましょう」
殿がいつもの調子で最後を締めくくった。
外灯すら消えてしまったエリア内で、参加したメンバー全員が殿のスピーチに耳を傾けている。。。
「終わりましたね。ご苦労さん」
誰ともなしに声を掛け合う。
波乱万丈・・・まさに今回のツーリングほどこの言葉がが似合うものは無いだろう。
既に時計は20時を回っている。長かったこの2日間が、間もなく終わろうとしていた。。。
おしまい・・・の前に、、、
伊香保I.Cから上信越道経由中央道にて名古屋へ向かったぱとくんは24時に無事帰着。
途中悪魔の囁きが聞こえたんだとかなんだとか。それってたぶんあの声よ、きっと。
「みんな〜ぁ、○てるかぁ〜い!」
(了)
【参加者一覧】
殿@DUCATI996
POCHIさん@BMW F650
あい♂さん@YZF R−6
ばたやん@HAYABUSA
あっちさん@CBR1100XX
Mにゃん@DUCATI M900S
教官@FZX750
JAY@CBR900RR
SHIN@Bandit1200S
ヒロミさん@CBR1100XX
ダサMacさん@RG200γ
そーまさん@VX800
こでらさん@CBR929
びっとまん@CBR1100XX
&
ぱとらっしゅ@ZX−11