☆大王イカを探しに行くツーリングの巻☆
2006年5月14日
れぽーたー:とり
ぷろろーぐ
早起きが苦手なワタシ。でもツーリング日は別人。
サクッと起きて、一服してからの出発。
時間的な余裕から、節約しギリギリまで下道で行くことにした。
302をストレスなく快走し、23号を突き進む。
『んー、この分だと30分前には着きそうやなぁ(゜゜)楽勝〜♪
さとおさん今日は何分遅刻してくれるかなぁ♪♪』
・・・。
・・・。
四日市東に向かう交差点ぶっちぎった・・様な気がする(TT)
何となく気づいたワタシは、コンビニに駆け込み地図を立ち読み、
思いっきり通過していたコトを確認した。
『お、落ち着けっ(゜o゜;)!まだ間に合うハズだ・・・』と、思いつつ
悠長にもコーヒーとタバコでまずは一服。
ついでにかぁちゃん☆にメールを打ってみたり。
『ああっ(><)こんなコトしてる場合ぢゃないのに!』
第1章 異変VS邂逅
間に合った(笑)
御在所SA、皆の集まる場所に遅刻せず到着。
だが、何かオカシイ・・・何だこの違和感は!
『みんな普通にしてるよなぁ・・みな・・・。はうっ(゜o゜;)!さ、さとうさん!!』
そう、ワタシの期待を裏切り、さとう夫妻がすでに到着していたのだ!!!
悠然自若と笑顔を振りまき周りを和ませる二人の姿がそこに。。
奇跡の時間内全員集合。
次期隊長の就任を目前に控え、キング&クィーンの座はもう要らぬと言うのかっ!!
許せん!!(爆)
私怨に燃える中、ワタシに挨拶してくれたのは初参加CBRさるさん。
どうやらご近所さんらしい^^
集合場所にてお見送りの備壱さん(ぽんたさん友人)も一緒に記念撮影。
夜勤待機中の虎兄さん、メールは来るものの参加する気配はなく、出発。
多気PAまでフリー走行。富山ツーで慣らしは終わっている。
鳥にも角にもブッちぎれの直線番長モードに突入。
ボアアップされた新設計エンジンとフルカウルのスプリント君、
やはり’04トリプルよりも高速域の伸びがいい♪
ギアチェンジも滑らかになったモンだ♪
多気PAに一番乗り。
早く着けば休憩も多くとれる。
飛ばしたい、前行きたいだけと見る人もいる様だけど。
スパッと走ってマッタリ休憩、峠から峠へストレスなく移動。
ツアラーなのにスプリントと名づけられたこの相棒は、今の俺様に
コンセプトまでもピタリと当てはまる。
悦に浸る中、兄さんからメールが届く。
『高速どこで降りるの?てか返信ついでに教えてくれりゃいいのに!』
って、その前のメールでは来るなんて一言もなかったじゃーん(><)!
しかして雷虎兄さん(追撃モード)は来た!んなメチャクチャな(爆)
夜勤明け後追いで合流するとは・・・恐るべし。
しかもSA.・PAごとにメンバーがいないか確認しながら追ってきたらしい。
チームの平均速度×2ぐらいで疾走してこないと(笑)
揃ったところで集合写真。でも知らない人が後ろに一人。。。(謎)
イナバウアー練習中。
夜勤明けお疲れ様です。
いつの間にやらスクリーン装備のエルミン号
きんさん。
ドカモンペア。
とりさん。
毎度おなじみぽんたさん。
お初のさるの介さん。
第2章 警鐘
伊勢道・玉城で高速を降り、169号を走り260号に出る。
分岐になる交差点でぱと隊長から『お手』・・・じゃなくて『待て』の合図。
後続を待つだけなのか、小休憩にするのか、
量りかねた割にはさっさとヘルメットを脱いでしまったワタシ^^;
トイレ休憩程度に済ませ、早速260号を走り17号へ。
海を横目に海岸線特有のクネクネ道。いいねぇ〜♪
後から聞いた話、どっかで同じ道を一回りしたらしい。
くねくね加減と路面状況ばかり見ているワタシはそんなこと気づきませんでした(笑)
大王崎に入り、駐車スペースを探しながら
灯台に向けてグイグイ隊列を引っ張るぱと隊長。
その勇姿が止まり、ふとこちらを向く・・・
『ウーターンしま〜す。ごめんなさーい。』(笑)
隊は大王崎入り口まで戻り、堤防の一角に並べて駐車となった。
バイクを降りヘルメットを脱ぐと、潮風と潮の香り。んー、海だぁ〜・・・・チャリン♪
目的地まで走ってきたこの達成感と安堵感・・・・チャリン♪チャリン♪
小銭をバラ撒くきんさん(笑)
海は何故だか懐かしさを抱かせる。ここには初めて来たハズなのに、
思い出があるかのようにノスタルジックな感情が胸をよぎ・・・・チャリン♪チャリ〜ン♪
二度目(笑笑)
物欲をそそる音色がするたび感傷が途切れ、いちいち現実の世界に戻される。
視界の片隅できんさんが小銭をばらまいていた(爆)。打ち出の小槌か?
いや、『ゆとり』だのなんだのと理想とは裏腹に狂いはじめた日本社会に向けて
警鐘を鳴らしているに違いない(゜ ゜;)!!
『ボケっとしとらんで現実を見ろ!しっかり働け!!』と(笑)
そう、誰もが耳をそばだてる小銭をばらまく音で物欲を呼び覚まし、警鐘としたのだ。
ゆとりがどうしたって?時は金なり、時間を無駄にするな。
何故収めた小銭が何度も抜け落ちるのか?
明日から新しい職場か…仕事に集中できるように、今日を堪能しなきゃ。
それぞれの想い(?)を胸に、波止場を後にするくらげ一行であった。
食事を先にしようと一旦決めつつも、まとまりなくフラフラと広がる一行。
ワタシ達に目を留めた途端、干物屋のおばちゃんの眼が妖しく光る。
『あんたらご飯にするの?そこの民宿で食べれるから。刺身定食美味しいよ。イヒ♪』
他にアテもないので、とりあえずおばちゃんの口車に乗ってみるのもいいだろう。
民宿に入っても待っていたのはおばちゃんの口車(笑)
結局刺身定食一本にオーダーさせられる。
んー単純に親切心なのか(゜.゜)。いや、単にナマモノを消費したいだけだ!絶対そうだ!!
そう思いつつも、まぁいいかと自分を宥めみる。
しかし、さすがと言うべきか、さとお氏は違った!
最後まで抵抗した人(笑)
刺身定食に統一することに最後まで抵抗(笑)
干物を単品でオーダーするところまで交渉を進めた。
おばちゃん達のきな臭いトラップに気付いていたに違いない。
アジの干物@130円
刺身定食だけど、刺身はマグロだけ。。。(笑)
てゆーか出てきた刺身をみて『嵌められた』と感じた人は少なくないだろう(爆)
この一件でさとお氏の次期隊長就任は誰もが認めるものになったのである(?)
しばしの歓談。
レポ係にハメられ…任じられたワタシは携帯に出来事をメモるのに必死でそれどころではなかった(ノ><)ノ
何やら工具の話で盛り上がっていたようだ。
変態がひと〜り、変態がふた〜り、変態がさん…急ぎメモを取る...φ(.. ;)
第4章 戦慄
大王イカ探索を備えて腹を満たしたワタシ達。
いざ灯台へ。
大王崎灯台でーす。
ここで映画のシーンとかなら、
灯台に上がって景色を楽しむ人達に大王イカがニュルニュル触手を伸ばしてくる。
阿鼻叫喚の坩堝と化した灯台に絡み付く大王イカ!
迫り来る触手から愛妻だいぐーさんを守るべく、身代わりに捕えられるさとお氏。
さ:『は、早く逃げ…ぐああ〜っ(ノ><)ノ』
だ:『ヒ、ヒロさ〜んっ\(TT:;)』
皆:『じ、次期隊長ーっ(゜O゜;)(゜O゜;)』
と、そのとき!…とかなったりする(゜.゜)
入場料150円。有り得ん!
きんさんの警鐘によって物欲…現実に目覚めたワタシ達は、
灯台を背景にして記念撮影を済ませ、さっさとお土産店に。
記念撮影〜♪
みんな真剣(笑)
女性陣は目が光ります。
スマンのぅ、大王イカ。出番なかったよ。
これが噂の大王(産の)イカです。
第5章 絆
真珠真珠ヒモノ真珠。
思い思いのお土産を手に帰路へ。
フェリー乗船の案もあったが、結局パールロードへ。
走る楽しみを最優先に置く自分には願ってもない♪
パールロードに向かう最中にふと思った。
先頭から、ぱと隊長→きんさん→とり→さるさん〜の隊列。
『んー(゜.゜)犬を先頭にきん(太郎)・とり・猿…誰だぁ?さりげなくシャレを狙ってるのは。全員か?(笑)』
パールロード内、面白展望台にて休憩。
走り屋サンたちがチラホラ。
走り込むカタナ。ワタシ達に対抗してキリンと名乗っている可能性は…ない?
勢揃い♪
景色もなかなかです。
集合写真!
さとおさんが悪戯っ子みたいな目で見てくるので、
思わず身構える。
(ムッ!何か企んでいる?!土器土器)
さとお氏『さぁ走りますかっ( ̄ー ̄)ニヤリ…』
かなりウズウズしてる様子。
富山支部出張で鍛え上げられたこの飛燕號(修理見積速報100万超)&ワタクシに挑もうとは!
永遠のライバルに位置付けているドカモン。
いざ尋常に楽しく周遊じゃ〜♪
自分的にはここで今回のツーリングのシメに入っていたのだが、
さとおさんの瞳からは悪戯っ子の輝きが依然として放たれていた。
(ムウッ!この上何を企もうとゆうのかっ(゜.゜;)土器土器土器)
『乗ってみます?ドカモン( ̄ー ̄)ニヤリ…』
『ま、まぢっすか(゜.゜;)』
不意をつく提案にワタシのチキンハートは震え上がったが、
雷虎兄さんがだいぐーさんのドカモンに跨がって一緒に走るとのこと。
なるほど!
虎×とり×モンスター、超獣神タイガーバードに鳥獣合体だっ!!出てこい大王イカ!!!
岩屋ダムでの密談&秘密特訓の真意をこうも早く披露することになろうとは〜(>_<)q
雷虎さんonだいぐう号
エンジン始動!
キュルルル…キュルルル…エンジン不動、虚しく響き渡るモーター音。
『あれ??(゜Q。)??』
『ああ、これはキー回してすぐにセル回さないとかからないんですよ( ̄ー ̄)ニヤリ…』
手こずってる図(笑)
(ガビーン(゜o゜;)嵌められた?!)
視線の先には、ぽんたさんSRXと連れ立ってさっさと発進していく雷虎兄さんの姿が。
『あ、兄貴〜(┬┬_┬┬)』
気を取り直し、発進してみる。ビビりの為エンストしそうなスタートだった。
まず思ったのはハンドル幅の狭さ。自分にはハンドルで曲がるコトを拒絶されたような感じを受けた。
相変わらず乾式クラッチの繋ぎ方にてこずり、なかなか走るモンスターを堪能できずにいると、
Uターンしようとしていたぽんた・雷虎組とすれ違った。
こちらもUターンすべく切り返していると、ぽんたさんが追ってきてくれた。
思えばチドリから開放されたぽんたさんの走りを見たことがない。
これはいい機会だ。先行してもらおう♪
コーナー一つ、ヒラリと舞うぽんたさん…離れた。
コーナー二つ、チラッと見えるSRXの機影…もっと離れた。
コーナー三つ、見えなくなった(T-T)
・・・とゆうかあまりに乗れてない自分。
しかしせっかく試乗させてもらったこの機会を無駄にしては勿体ない。
ほぼ3速ホールドでバイクの挙動に集中してみる。
これが2気筒か(。。;)軽量さも相俟ってかエンブレの効き具合がすごい。
コーナー立ち上がりからの加速にごっついトルクとツイン独特の鼓動がハッキリと伝わってきた!
こっ、これはっ(;´Д`)!そこでワタシは初めて気付いたのだった。
排気音がまたウルサイこと(笑)ヘルメット被ってる自分の耳を疑うほど音がデカイ。
自らの爆音で周りを遮断するモンスター。
乗り味云々よりも「排気音がウルサイ」という事を学んだワタシであった(笑)
(さとおさん、モンスターありがとうございました。)
終章 縁陣
パールロードを出てからは各々のペースで安濃SAまでフリー走行。
目指すは1番乗り。屋台の美味しいコロッケとカレーパンがワタシを待っている!
いや、実を言うとマッタリしながら集まってくる仲間達を待つのがちょっぴり幸せな時間なの…
ってカレーパン売り切れかよっ!一つもねぇーのかよっ(ノ><)ノ
や〜ってられっかぁー(ノ゜O゜)ノペッ!!
仕方ない、唐揚げにしとくか(T-T)
モグモグ…うん…モグモグモグモグ…これも結構イケるな…
(集まり来る仲間達)
…次はコロッケちゃん♪…モグモグモグモグ…うみゃ〜♪
ほぼ全員集まったのを見計らって、抜かりなくホットコーヒーを買い、
密談・雑談しながら最後の休憩タイムを味わう。
今回は、ぱと隊長がその任をさとお氏に譲り関東に戻るとゆうことで、
解散前に隊員一人づつチームに対する想いや、隊長に労いの一言を。
ワタシは、今ここで言葉にします。
あの輪を切らしたくにゃ〜。
特に中核メンバーはチームを動かすエンジンそのもの。
残念でならんがね隊長(T-T)
ん?ぱとさん次回ツーも参加するて?いやレポ上げた日付からするともうした?(笑)
(思いっきり普通に参加しちゃいました^^;;;)
☆おしまい☆
本人によるコメント(BBSより抜粋) | |
ぽんた | お疲れサマンサ☆ 向かい風の高速は辛かったぁ。。それでも大王崎、行ってみて楽しかったです。 数百円の真珠のお土産をあれほど真剣に選ぶは思いませんでした。 |
Satoo | お刺身定食のお刺身がマグロだけだった件について。 そして車えび定食拒絶の理由はえびがなかったから疑惑!! 皆様楽しかったです。 パールロードの断崖絶壁の中に真珠が眠ってるのですね。今度石拾って磨いてみます。(違) |
エルミン♪ | みなさんお疲れ様でした〜 いや〜ほんと高速での横からの風は恐かった>< スリルとサスペンスでした ニーグリップしめすぎてももが筋肉痛〜 パ〜ルロードはすごく眺めもよくって綺麗な景色でしたね〜 |
きん | 皆さん、お疲れさまでした。 本当に良い天気で気持ち良かったです。 リアス式海岸は、とっても綺麗。 |
さるの介 | 初参加でしたが、とけこみ易いクラブの雰囲気と ナイスな走りに、超・感動の一日でした。 自分のライディングの未熟な部分を再認識し、 ツーリングに必要な準備と知識も気付くことが出来ました。 また皆さんといろんな場所に行って楽しい思い出をいっぱい作れたらと願ってま〜す。 |
だいぐう | 皆様、昨日はお疲れ様でした! お天気にも恵まれ、楽しい一日でした。大王崎の素朴な感じが気に入りました。パールロードもよかったなぁ。 今日は一日筋肉痛でした! |
雷虎 | パールロードがあんなに楽しい道だったなんて^^ 遅刻しながらも皆さんに合流できてよかった。 こんなに楽しいツーに参加できて・・。 隊長とはもっといろんな所へこれからも走りに行きたいなぁ〜 転勤は中止にしましょう。 (*^-^*)v |
とり | 今日は結構な距離走りましたね。 潮の香りってどうしてあんなに懐かしく感じるんだろう(゜゜) 美味しいパールロードでドカモン試食♪ 土器土器しちゃいました(笑) さとおさん、ありがとうございました〜^^ |
ぱとらっしゅ | みなさんお疲れ様でした。みんな大王イカより真珠に夢中だったのが印象的です(笑) |
2006年6月15日
レポーター:とり
画像&編集:ぱとらっしゅ