☆真冬の三河湾と竹島ツー☆
2006年2月19日
レポーター:Satoo
唐突だが11月や12月のツーリングより2月のツーリングが好きだ。
これから寒くなっていくであろう季節のツーリングより
次第に暖かくなっていく時期のツーリングの方が好きだ。
というわけで今回2月のツーリングは心躍るものがあったのです。
AM8:30
化粧ののりが気になるだいぐうは鏡と格闘中であった。(コブラツイストで決着。)
AM8:50
エレベーターをおり、愛機のカバーをはずす。
冬の間洗車していないモンスターは少しくすんで、いまだ来ぬ春のぬくもりを待ち冬眠中の様相だ。
先月はツーリングに参加できず、深い眠りに落ちていたであろうモンスターに火を入れる。
セルは軽やかに回り、眠りから覚めたL型ツインエンジンは独特の低音と振動を発し朝の静寂を破る
はずだった。
セルを回すと、もったりとした低回転のセル音。エンジンに火は灯らず。あたりは静寂のまま。
バッテリー上がり、14ヶ月ぶりにやってしまった。
最寄のガソリンスタンドまでバイクを押し歩く中年男、
悲哀たっぷりなその姿に通行人の視線が注がれる。
さらにその上、最愛の妻にまで三白眼で見られる始末。
ガソリンスタンドでエンジン始動し、
妻の罵声を背中に受けつつ何とかツーリングのスタートを切ったのであった。
AM10:20(集合時間はAM10:00です)
やっと3台そろいました。。
「おみゃー、名古屋時間でかんわー」(←こんな感じでした?)
先に到着していたレオこんさんから熱い言葉が飛び出す。
レオさんのNinjaで〜す。
本日風邪のためサンバーで参加のぱとたいちょは
いつもの遅刻にもう何のコメントもなし。(ネタ作りは別な事でお願いします。)
「いやあ皆様お早いお着きで何よりでございます、いえ、
私はと申しますと突然のトラブルといいますか不可抗力といいますか、
バッテリー、いわゆる電気のですね・・・・」
必死に言い訳を試みるも場の雰囲気を変えることはできず、だいぐうに救いの視線を送ると、
「運行前点検を怠ったのはあなたのせいで・・・・・」とにべもなくダメ出し。
「さて、隊長、本日はどこへ参りましょうか」
「うむ、本日は天気もよく、遠出したいところではあるのだが、
何をおいてもこの気温、春の日差しと程遠く、勢い任せに遠出せば、
帰り行くのにやや苦し。されば愛知の蒲郡、スカイラインも無料化し、
いまよりわずかの距離なれば、そこそこ走りも楽しめん。竹島弁天そこにあり、
皆でそぞろにお参りを、ランチもそこにて食すれば、さあいざゆかん蒲郡。」(←長すぎ。しかもこんなに言ってない)
調子こいて蒲郡を提案したところ
レオ「え〜、そんなら岡崎ICで降りたらよかったのに〜」
ぱと「三河湾スカイラインに行くんなら戻るしかないっすね。」
皆のブーイングを一身に浴びる今回の隊長Satoo。経験不足と明らかな調査不足を露呈するのであった。
AM11:00〜12:00
音羽蒲郡で高速を降り、国道1号で岡崎に戻る。
何も無いはずなのに大混雑。。。
岡崎から国道248号へ乗り換え一路目指すは最近通行料が無料になった三河湾スカイライン。
給油中。。。
途中でよったスタンドで給油やタイヤの空気圧を調整した後、
「三河湾スカイライン」と書かれた道路標識の方向へ、
レオこんさんのNinjaを先頭に(何故?隊長は何番手?)、山に飛び込んでゆく3機のマシン。
Ninjaにぐいぐい引っ張られ、山道はあっという間に終了。
視界が開け町並みが出現。以外に走り応えがない。と、レオこんさんがつぶやく。
「道、間違えた」
どうやら三河湾スカイラインに入るところで車を追い越し、
間違った道へきてしまったらしい。気を取り直してUターン、再び山へ戻る。
今度は間違えることなく三河湾スカイラインに入り、久しぶりに走りを堪能するくらげ御一行。
景色が良く、くねくね具合もほどほどで楽しめました。
山道が辛いサンバー@老いぼれ
三河湾を一望です。
記念撮影なり〜。
☆道路事情一口メモ☆ 三河湾スカイラインは総延長17.7キロに及ぶ、県内屈指のワインディング。かつては有料道路だったのですが、 2006年1月31日をもって無料化されました。(名称はそのまま残っています。) しかし、憩いの場であった駐車場・展望台も閉鎖されてしまい、 今回は路肩での記念撮影になってしまいました・・・。 愛知県道路公社のホームページはこちら |
PM12:30
さて、山の上から一気に海に下り、昼食どころ竹島周辺へ。
豪勢なランチを堪能する。
竹島観光ホテルです。
水のテイスティング・・・。
窓からは竹島が見えます。
注文時、「ライスになさいますか?パンになさいますか?」と聞かれ「ご飯で」と即答するSatoo。
ぱとらっしゅに「ライスって言いなよ・・・・」と突っ込まれ。(そして苦笑いする女性店員さん)
さて、運ばれてきたご馳走は
野菜たっぷりのスープ。
お魚のランチセットなり〜。
えび。一口かじってみる。えびのぷりぷりとした食感にしっとりとしたソースがからみ、
えびの旨み成分であるグリシンの味が口中に広がる。うまい。
そして、厚みのあるふわふわの鯛。箸でほぐれるほどふわふわだ。
舌の上にそのほぐれた一片を乗せる。血中コレステロール、
中性脂肪を下げてくれるという不飽和脂肪酸が舌にさらりと溶け出す。
さすが祝い事に鯛。めでたい。
そして大きな牡蠣。一気に口に放り込み、咀嚼する。
ビタミンとタウリンとカルシウムとグリコーゲンの4重奏。
口中に炸裂する海のミルクのビックバン。
さりげなく巻かれていたベーコンの塩味とアミノ酸がさらに味を引き立てている。
(ごめん、正直、食べ物のレポートは無理だわ・・・・表現力ないし・・・)←化学的すぎるかと。。。
あとスープとサラダとご飯がついてました。
☆観光一口メモ☆ 今回ランチで行った「竹島観光ホテル」は、三河湾に面した蒲郡市の、 竹島遊園・竹島水族館のすぐお隣にあります。 このホテルからは三河湾はもちろん、竹島も一望でき、宿泊はもちろん 日帰りでの入浴も出来ます。 ホームページはこちら。 ちなみに竹島とはもちろん、昨今韓国との間でモメている島のことではなく、 三河湾に浮かぶ三河湾国定公園屈指の景勝地です。島そのものが天然記念物だそうな。 |
PM2:00
食事の後は動かないと太るので竹島弁天散策。と思ったが、
ぱとち「俺、風邪ひいてるし」
レオ「寒いでかんわー」(←こんな感じでした?)
だいぐー「弁天様はカップルで行ったらだめなのよ」
と皆散策を拒否。仕方なく一人で散策。(そして一人でダッシュ。)
干潟に水鳥がたむろします。
竹島へ向かう参道から。
竹島までは橋がつながっているが、この時間は引き潮で砂地がところどころ現れており、
鳥たちが羽を休めたり観光客にえさをおねだりしていた。夏の潮干狩りも盛んなようで、
「今稚あさり育て中。その辺ほじくり返すな」と書いた看板が随所に見られる。
☆三河湾の漁業一口メモ☆ 竹島のある蒲郡市は三河湾の最深部に位置し、古くからの漁場になっています。 浅海での底引き網漁が主流ですが、現在ではアサリなどの養殖も活発に行われているそうです。 特産物は「メヒカリ」「ニギス」という干物・練り物になる魚。 この魚たちが豊橋名産のちくわ・かまぼこになる・・・のか? (かまぼこは漢字で「蒲鉾」と書くくらいだしね) 蒲郡市のホームページはこちら。 |
散策終了後、ぱとち帰宅。こちらももと来た道を引き返し、
レオこんさんの奥様より教えていただいた洋菓子屋さんを探すも発見できず(残念)、
そのまま流れで岡崎インターから高速に入り、帰還の途についたのである。
意味も無く岡崎城で〜す。
ああアカンもれちゃう!@刈谷SA
☆おしまい☆
お名前 | 本人のコメント(掲示板より抜粋) |
Satoo | 累積遅刻時間は50分ですね。 次回は1時間前に到着してます。 |
だいぐう | 寒かったですね〜。寒さは体脂肪率に比例する? と感じた本日でした。(わがさと夫がカイロもつけず一番元気・・・) 久しぶりに山道を走ってびびった私でした。 |
レオこん | 皆さんお疲れ様でした 今日は、本当にさぶかったですね〜 |
レポート:Satoo
写真・編集:ぱとらっしゅ